PISSH 月間人気間取りランキング(2024年1月)
テレビの位置に気をつけよう
2024年1月は、南入り・3LDK、24坪の家がNo.1となりました。
1階は、家族の気配が感じられる一体となった16帖のLDKと水まわり。2階は、3寝室すべてが風通しのよい角部屋です。
テレビの位置に気をつけよう
今回の1位は、“ほぼ廊下のない”間取りです。廊下の面積が少ない分、LDKは16帖を確保することができました。20坪台の建物としては、広いLDKといえるのではないでしょうか。
廊下がないということは、リビングが家族の動線を兼ねるということ。そこで気になるのが、テレビの位置です。例えば、ソファに座ってスポーツや映画を観たり、ゲームをしている最中に、画面の前を横切られたら…大事なシーンを見落としてしまうかもしれません。
当然ながら、落ち着かないしイライラしますよね。
ですから、テレビは“家族の動線から外れた場所”に設置することを心掛けましょう!今回の間取りのように、西側の壁でしたら邪魔されずにスポーツ観戦やゲームを楽しめます。
- 一級建築士畑本 雅子(はたもと まさこ)
遊建築設計社独自の設計手法「ブロックプラン」により、年間500棟の住宅プランニングを行うほか、ハウスメーカーや工務店から依頼された「間取り集の制作」や「商品開発」にも携わる。
女性だけで商品開発した『サンデーラテハウス』・『ココテラス』では、女性たちの要望を取り入れて、間取りや外観デザインなど、全体を取りまとめた。