暮らしの変化に対応するスペース。
2022年8月の人気No.1は、＜北入り・22坪の平屋＞でした。

2022年8月は、北入り2LDK・22坪の平屋がNo.1となりました。

明るい南側にLDKと和室、落ち着いた北側に寝室や水まわりを設けた間取り。LDの一角に設けたミセスコーナーは、在宅勤務・リモートワークといった仕事のスペースとしても活用できます。

暮らしの変化に対応するスペース。

新型コロナウィルス感染症の流行から約2年、働き方に「自宅で仕事」といった選択肢が増えました。しかし、リモートワークや在宅勤務が一過性なのか、そうでないのか…なかなか先が読めません。今後、家に仕事場は必須となるのでしょうか？

予算から考える建物規模に対し、お施主さんの要望は大きくなる傾向にありますよね。もちろん、可能な限り叶えて差し上げたいのですが、「LDKを広くしたい」・「家事動線の効率良く」・「収納を充実させたい」などに加え、更に「仕事部屋もつくりたい」。これは、容易なことではありません。

そこで、“部屋”ではなく“スペース”を設けることを提案してみませんか。これならば、建物面積を抑えながら、実現できるのではないでしょうか！

今回の間取りでは、ミセスコーナーが“仕事スペース”になりそうです。この場所は、家族の気配を感じられ、安心して仕事や作業ができます。また、キッチンや水まわりに近いため、家事や育児の合間を使って仕事をすることも可能！壁に向かって設けたカウンターは、仕事に集中する環境をつくります。

家族の生活スタイルは、子どもの成長と共に変化していきます。また、働き方も生涯同じとは限りません。ですから、キッチリと仕事場をつくるのではなく、暮らしの変化に対応できる“スペース”を設けるのが、これからの家づくりにとって大切なことではないでしょうか。