PISSH 月間人気間取りランキング(2020年3月)
これからは「仕事もできる」ミセスコーナー。
2020年3月の人気No.1は、<南入り34坪の家>でした。
2020年3月は、南入り3LDK・34坪の家がNo.1となりました。
1階は、水廻りとキッチンが近くにまとまっているため、家事動線が短く効率的に作業ができます。
2階は、全ての部屋が角部屋です。風が2方向に通り抜けられ、部屋の換気がスムーズ行えますね。
現在、新型コロナウィルス感染拡大の防止により、在宅勤務(テレワーク)をする方も増えています。
夫婦2人が在宅となれば、ご主人が寝室の一角、奥様がリビングやダイニングを利用する…といった感じでしょうか?
今回の間取りを見てみると、1階LDKと水廻りの間にミセスコーナーがあります。
ダイニングやリビングからは、カウンターに置いたパソコンや書類などを見られる心配がありません。また、在宅勤務の場合は、家事と仕事の時間をキッチリと分けることが難しく、「~しながら」といった過ごし方をせざるを得ないケースも多いと思います。
ここならば、ワークスペースとして活用できそうです!
LDKの近くにあり、水廻りとの動線の途中にある、ミセスコーナー。
これからの家づくりに欠かせない場所となるかもしれません。
- 一級建築士畑本 雅子(はたもと まさこ)
遊建築設計社独自の設計手法「ブロックプラン」により、年間500棟の住宅プランニングを行うほか、ハウスメーカーや工務店から依頼された「間取り集の制作」や「商品開発」にも携わる。
女性だけで商品開発した『サンデーラテハウス』・『ココテラス』では、女性たちの要望を取り入れて、間取りや外観デザインなど、全体を取りまとめた。