PISSH 月間人気間取り ランキング(2019年11月)
家具が置ける部屋=使いやすい部屋。
2019年11月の人気No.1は、<西入り34坪>の家でした。
2019年11月は、西入り4LDK・34坪の家がNo.1となりました。
1階はLDKと和室、2階は3寝室、“全ての居室”が南に面した明るく日当たりの良い
間取りですね。
「子ども部屋は、そんなに広く(大きく)なくてもいい」
「ベッドと机と本棚が置けて、そこに収納があれば十分」
「受験の時だけ、勉強に集中できる環境(場所)をつくってあげたい」
最近は、子ども部屋について伺うと、このような要望をよく聞きます。
以前に比べ、部屋が小さくなってきていることを実感しますね。でも、小さくなったからといって、家具がキチンと置けるかどうかは別のはなし。スペースが限られるだけに、ドア・窓・収納の位置によって、希望した“家具のレイアウト”が出来ない可能性も…十分あります。特に、収納の位置がレイアウトに大きな影響を与えます。
そこで、今回は子ども部屋の「収納の位置」ついて考えてみます。
みなさん、6帖の中に収納(1.0帖)を設けるとしたら…どのように設けますか?
出入口ドアや収納の前にはモノを置けませんから、図(A-2)のように、矩形でまとまったスペースがとれると、ベッド・机・本棚が置きやすいですね!
家具がキチンと置ければ、使いやすい部屋になります。間取りを考える際には、
家具の配置も忘れずに。
- 一級建築士畑本 雅子(はたもと まさこ)
遊建築設計社独自の設計手法「ブロックプラン」により、年間500棟の住宅プランニングを行うほか、ハウスメーカーや工務店から依頼された「間取り集の制作」や「商品開発」にも携わる。
女性だけで商品開発した『サンデーラテハウス』・『ココテラス』では、女性たちの要望を取り入れて、間取りや外観デザインなど、全体を取りまとめた。