2020年7月14日

プランニング 新入社員がYU-GRAM(ユウグラム)から学ぶ住宅のいろは④

皆さんこんにちは!遊建築設計社の小川です。

今回も、YU-GRAMに収録されている項目を紹介しながら、私が学んだことや感じたことをお伝えしていきます。ぜひ最後までご覧ください。
四回目となる今回は、前回に引き続き“玄関”がテーマです。

憧れの広い玄関が!?

玄関は住まいの中で、最初に人と出会う場所であり最も目に触れやすいスペースでしょう。

回覧板を持ってきた町内会の奥様、荷物を届けに来た宅配ドライバー、近頃では、Uber Eats等の配達員とのやり取りも増えてきましたね。

様々な人の目に触れる機会が多い“住まいの顔”とも言える玄関は、やはり広いに越したことはないですよね。

前回もお伝えしましたが、YU-GRAMには、玄関・ホールの広さはそれぞれ1.5帖以上、合わせて3帖以上必要と記載されています。

挿絵

「3帖以上は広いなぁ」と感じた一方で広い玄関を想像したとき、私が思い浮かべたのは“上がり框(かまち)から玄関ドアまでのスペース”つまり、奥行が広い玄関でした。
私のように、奥行が広い玄関を思い浮かべた方も多いのではないでしょうか?

YU-GRAMでは、玄関・ホールに必要な奥行だけでなくもう一つ大切なこととして、“上がり框の長さ”にも配慮が必要だと記載されています。

上がり框の長さを広く取り、幅が広くなることで、並んで立つことが出来るようになります。

言うなれば、客人のお見送りやお出迎えを二人並んで出来るようになるのです。

住まいの顔で『お・も・て・な・し』

自宅に友人を招く経験はあっても、客人を玄関で出迎えるという経験がまだ少ない、
あるいは、まだ経験したことすら無いという方もいらっしゃるかもしれません。
かく言う私もその一人です。

“ホールでのお出迎えやお見送りが、玄関の広さに大きく関係している”と思いもしなければ、考えもしませんでした。

玄関は住まう人だけでなく、客人に対しても配慮されている。「日本人の持つ『おもてなし』のココロが表れているなぁ」と感動しました。

我々が住まう家には、『おもてなし』のココロが、住まいのスペースのあちこちに込められているのかもしれませんね。

伴侶と共に自信をもって、玄関で客人をおもてなしすることが私の将来の夢になり、
今から楽しみになりました。

新入社員として、入社してから約3ヶ月が経ちましたが、YU-GRAMを読み、考えることで確実に、そして着実に知識が身に付いていると感じるようになりました。

YU-GRAMから得た知識を活用できる実践的な知識にレベルアップするために今まで以上に、前のめりになって学んでいきたいと思います。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!

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小川 敦進
有限会社 遊建築設計社小川 敦進(おがわ たいしん)

2020年4月:遊建築設計社に入社。商品企画やSNSを活用した広報を担当。
“暮らしに関わること”を仕事にしていきたいと、「衣・食・住」を中心に就職活動。業界未経験ながらも、“住まい”が日常生活に与える影響力にやりがいを感じ、設計事務所で活躍中。

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