新入社員がYU-GRAM(ユウグラム)から学ぶ住宅のいろは②
皆さんこんにちは!遊建築設計社の小川です。
今回から、YU-GRAMに収録されている項目を紹介しながら私が学んだことや感じたことをお伝えしていきます。ぜひ最後までご覧ください。
こんな家を建てたい。でも…?
私の故郷は、東日本大震災において被災地となりました。
その経験から、より強固で安心・安全な家に住みたいという想いがあります。
同じような思いを持つ方も少なくないのではないでしょうか。
私自身が家を建てる際に、まず気になるのは建物の強度です。
しかしながら、
・強い家とはどんな家なのか?
・強い構造とは何なのか?
を理解することは難しいですよね?
強固で安心・安全な住まいとは?
YU-GRAMでは強い建物をつくるための説明として、
“ブロック(六面体)で考えることを基本としている“と記載されています。
私は、“建物の強度”について考えたとき建物を構築する材料が最も大きな役割を果たすという強い先入観を持っていました。
『ブロックで考えると強い構造が得られる』
材料に関する小難しい説明を想像していたこともあり、正直なところ面食らってしまいました。
にわかに信じがたいと感じた私は、身の回りにあるもので考えてみることに。
事務所にある『ホチキス針の箱』に目を付けた私は「百聞は一見に如かず」ということで、実際に試してみました。
※中身は抜きました!
ヨコの面を抜き取ると、簡単に潰れてしまいました。
比較して、強度の差は誰が見ても明らかですね。
ホチキス針の箱が知識を深める!?
・強い家とはどんな家なのか?
・強い構造とは何なのか?
この二つを実感するために、ホチキス針の箱が役立つとは思いもしませんでした。
身近なところに理解を深める何かがあるのかもしれませんね。
建物の強度に関して何も知らなかった僕が、YU-GRAMを読んだことで、強い構造について、少し理解することが出来た気がします。
ぜひ皆さんも、YU-GRAMを通じてより深く、活かせる、住まいの知識にレベルアップさせてみませんか?
次回は、我々が住まう上で欠かせない“あの”スペースに焦点を当てて私の考えたこと、感じたことをお伝えしたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!
本日ご紹介した『プランづくりのルールブック YU-GRAM』
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- 有限会社 遊建築設計社小川 敦進(おがわ たいしん)
2020年4月:遊建築設計社に入社。商品企画やSNSを活用した広報を担当。
“暮らしに関わること”を仕事にしていきたいと、「衣・食・住」を中心に就職活動。業界未経験ながらも、“住まい”が日常生活に与える影響力にやりがいを感じ、設計事務所で活躍中。