PISSH 月間人気間取りランキング(2019年4月)
広い壁面があると、テレビもレイアウトしやすい!
2019年4月の人気No.1は、<北入り33坪の家>でした。
2019年4月は北入り3LDK・33坪の家がNo.1となりました。
リビングダイニングからキッチンまで、南に面した明るいお部屋です。
広さはLDK合わせて18帖、4人掛けダイニングテーブルとソファを置いても、
ゆとりがありますね。
ソファの向かい側には、テレビ置き場を想定しています。壁面が広いため、
大きなテレビに買い替えたとしても、無理なく置くことができます。
“テレビが置ける壁面”を考えることは家具のレイアウトと共に、大切なことです。
というのも、近年テレビは薄型になり、大型化しています。
そして、50インチ・60インチといった大きなサイズでも、手が届く価格になってきました。家を建てる方の中には、この機会に「大きなテレビにしよう!」と計画している方もいます。また、手頃になった今、既に大型テレビを持っている方もいるでしょう。
ですから、テレビを置くためには、壁面(幅)が必要です。計画の段階からドアや窓の位置を考慮し、設置スペースを考えておきましょう。
また、テレビを部屋の角に置くと、背面に無駄なスペースが生まれます。
サイズが大きくなる程、そのスペースは大きくなるため、“斜めに置かない”ことを
お勧めします。
- 一級建築士畑本 雅子(はたもと まさこ)
遊建築設計社独自の設計手法「ブロックプラン」により、年間500棟の住宅プランニングを行うほか、ハウスメーカーや工務店から依頼された「間取り集の制作」や「商品開発」にも携わる。
女性だけで商品開発した『サンデーラテハウス』・『ココテラス』では、女性たちの要望を取り入れて、間取りや外観デザインなど、全体を取りまとめた。