2021年1月31日

PISSH 月間人気間取り ランキング(2020年12月)

LDKの組み合わせは、“暮らし方”を表す。
2020年12月の人気No.1は、<東入り31坪の家>でした。

2020年12月は、東入り3LDK・31坪の家がNo.1となりました!
水まわりとキッチンが一か所にまとまっているため、家事動線にムダがありません。
また、階段と水まわりが近いことで、2階からの行き来もスムーズ!家族みんなが使いやすい間取りの構成になっていますね。

間取り

続いて、LDKを見てみましょう!

リビング10帖・DK10帖、全体で20帖です。30坪前後では、15~16帖になるため、一般的な建物より広いことがわかります。スペースとスペースを繋ぎ、“廊下”をなくすことで、この広さが確保できました。

LDKの組み合わせも気になるところ。今回の間取りは、【L】寛ぐスペースと、【DK】料理や食事のスペースに分かれています。このような組み合わせから、どんな“暮らし方”が想像できるでしょうか。

■リビングは、落ち着いた寛ぐ場所にしたい。

■ダイニングは、料理を楽しみ家族のコミュニケーションの場所。
子ども達に、テレビを観ながら食事をさせたくない。

■来客も多いので、キッチンはリビングから見えないようにしたい。

いかがですか。このように想像してみると、“暮らし方”がわかりますね。「L+DK」は部屋を示す記号ではなく、施主の望む暮らし方を表現するということが分かります。

代表的な組み合わせ(=暮らし方)は、3タイプ。【LDK】・【LD+K】・【L+DK】、それぞれに特徴がありますので、お施主さんに説明できるようにしておきましょう。

LDKの代表的な組み合わせ

【LDK】
“寛ぐ・食事・料理をする”、全てがひとつのスペースになったタイプ。ワンフロアですから、どこにいても家族の様子が分かり安心です。広い空間が必要な“家族や友人との団欒”などにも向いています。

LDK

【LD+K】
“家族で過ごすスペース”と“料理のスペース”に分かれたタイプ。対面キッチンにすると、LDで寛ぐ家族とのコミュニケーションが図れます。LDKの使い方として、最も多いカタチです。

LDK

【L+DK】
“寛ぐスペース”と“食を中心としたスペース”に分かれたタイプ。「寛ぐ」と「食べる」、それぞれの目的を明確にした暮らし方ができます。

LDK

EW102-03-E-LTT0-11

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EW105-07-EH-LTT0-11

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S072-02-EK-RSK2-16

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畑本 雅子
一級建築士畑本 雅子(はたもと まさこ)

遊建築設計社独自の設計手法「ブロックプラン」により、年間500棟の住宅プランニングを行うほか、ハウスメーカーや工務店から依頼された「間取り集の制作」や「商品開発」にも携わる。
女性だけで商品開発した『サンデーラテハウス』・『ココテラス』では、女性たちの要望を取り入れて、間取りや外観デザインなど、全体を取りまとめた。

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遊ベーシックデザインの会 住まいの文化座

全国の住宅会社・工務店とともに設立した「デザイン住宅に特化した会」です。時代に合った生活提案力のある商品企画、社員力向上のためのデザイン研修、定期会合や文化交流会(建物見学会)などによる情報交換を行っています。

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