2020年6月24日

プランニング

人気の間取りづくり、その秘訣

人気の間取りづくり、その秘訣

皆さん、こんにちは!遊建築設計社の松浦です。
本日から数回に分けて、「人気の間取り」についてお話しさせていただきます。
これは、私たちが今までつくり続けてきた間取り集(制作販売実績:約5万部)や、施主さんのご要望に基づいてプランニング(年間500棟)した実績の中で培ってきたものです。

人気の本質とは何か、お施主さんに指向される住まいとは何かを私なりに熱く語ります。シリーズの最後までお聞きください。

人気の間取りとは?

本日の第1回目は、『人気の間取りとは何か?』について、私の思うところをご案内いたします。

人気のポイントは2つ!

お聞きの皆さん、お施主さんが「住みたい家」、或いは、「納得の間取り」をつくるためには、何にポイントを置いてプランニングしたら良いと思いますか?

流行を考えると、何といっても「収納充実の家かな?」、いや「家族のコミュニケーションが図れるゾーニング…?」、それとも、「コンパクトで安価につくれる間取り…?」うーん、たくさんあって難しい?

その通り、どれも正しい解答です。絞り込むと、ポイントは2つとなります。

◆ 生活に必要なスペースの提案
◆ スペースとスペースを結ぶ動線の提案

不動産業界では「〇LDKの間取り」と表示しますが、本来プランニングに重要なのは、〇LDKに+α(アルファ)のスペースです。その+αには、お施主さんの生活に対する思いがあります。ここを程よい広さで取り入れると「いいな、これが欲しかった!」という答えが返ってくることになります。

また、ここからが更に重要です。
そのスペース間を効率よく結ぶ動線を提案すると、「さすがに上手い!プロですね」と納得の相槌(あいづち)を打ってもらえます。是非、お施主さんにとって使い勝手の良い家を考えてあげてください。

これが、人気の間取りを創る秘訣です。

挿絵

ヒアリングでお聞きすることは?

従って、ヒアリングは、計画地に入る間取りや、予算に合わせた床面積の間取りを確認することだけではありません。
生活に必要なスペースと、どんな生活スタイルを望んでおられるかを確認すべきです。
ここを整理整頓することがヒアリングと考えています。

その上でつくり込まれた間取りに、お施主さんは感動を覚えるのではないでしょうか。

住まう人の暮らし方を表す!

私たちは、「外観デザインは住まう人の趣向を、間取りは住まう人の暮らし方を表す!」と考えています。従って「間取りは生き物」、いつまでも変わらずにその場にとどまることがないのです。住まう人の価値観が変われば新たな生活スタイルが生まれ、それに伴い間取りが様変わりしていきます。

人気の間取りとは、時代の流れの中で生まれる「お施主さんの憧れ」や、「あったらいいなと思うスペース」を提案し、生活がしやすい暮らし方を「動線」で表現するプランのことと言い換えても良いです。

皆さんも、一度考えてみてください。納得の先にあるお施主さんの笑顔を!

次回は、ポイントの一つ目の「人気の生活スペース」について詳しくご案内いたします。皆さん、ご期待ください!

松浦 喜則氏
一級建築士 / 遊建築設計社 代表松浦 喜則
平成4年、遊建築設計社を設立。「住まいの文化座」を主宰し住宅会社の設計や、 営業マンに提案ノウハウを伝授。合理的で、簡単なプラン提案の手法は好評。年間500棟のプランニング実績から生まれた、接客用ツールを開発。

遊ベーシックデザインの会 住まいの文化座

全国の住宅会社・工務店とともに設立した「デザイン住宅に特化した会」です。時代に合った生活提案力のある商品企画、社員力向上のためのデザイン研修、定期会合や文化交流会(建物見学会)などによる情報交換を行っています。

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『PISSH ピッシュ』は、電子上の間取り集です。
住宅の間取り(10,968プラン)の中から、住宅会社の営業職・設計職や建て主が間取り条件を設定すると、自動的に希望の間取りが選定される「検索システム」です。

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UNIMO

「unimo(ユニモ)」は、住宅専門の建築設計事務所である、遊建築設計社(遊ベーシックデザインの会運営事務局)が行っているプランニング手法「遊のブロックプラン」を軸とする、住宅設計の課題を解決する取り組みです。

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